研修

空気感染、飛沫感染、接触感染という３つ感染経路があることを確認し、それぞれの対応策を調べました。

また、以下の状況を想定し、対応方法を各自で調べました。

①利用児童が嘔吐した。どうする？

・吐しゃ物から離れる

・吐しゃ物に消毒液を浸した新聞で覆う→菌の拡散防止

・履いた人の着替え、拭きとり

・拭きとった物をビニール袋で処分

・除去した後にも吐しゃ物に消毒液を浸したタオルを置いておく

※できる限り少ない人数で対応。手袋、ガウン、マスクの着用

②利用児童が転んで足から出血した。どうする？

・出血部位をガーゼやハンカチで押さえ、強く圧迫→止血

・包帯を強くまく→止血 ・ビニール手袋の着用をして行う

③利用児童が帰宅後、新型コロナウイルスに感染したことが判明した。どうする？

・保健所へ連絡→濃厚接触者の調査に対応する

・施設内の情報共有

・施設内のアルコール消毒

・人数によっては施設の閉所

④利用児童が活動中、脱糞してしまった。どうする？

・排泄物から遠ざける

・換気、防護服を着る

・着替えをする

→床の汚れに対してはペーパータオルで固形物を取り除く

・汚れた部分を中性洗剤でふき取る、次亜塩素酸ナトリウムで消毒、水拭き

今回の研修では調べ学習を中心に行いながら対応方法を確認しました。参加した全スタッフが主体的に感染症対策について考えることができました。

①指針の確認

②現在流行している感染症の確認

③施設内での対応について

以上、3点を話し合いました。

施設内で改善すべき事柄

・血液が付着したもの、絆創膏は都度袋に入れて捨てる

・清掃（トイレ掃除、ごみ捨て）のときの手袋着用

・職員の手指消毒を定期的に実施する

・療育終了後に消毒

・机の下に消毒シートを設置する（ティッシュと袋）

改めてお子様が安心して来所できるように

改善を目指していきます。